ビデオ保存法紹介（つばめ企画）

ビデオ保存VIDEO PRESERVATION

動画のクラウド保存が注目されています！
各種ビデオ映像のYouTubeアップロード
(投稿)を代行します！

ビデオ映像保存法　

音楽発表会等のビデオ映像(動画)の保存方法として、一般に用いられているのはDVD・BD[ブルーレイディスク]等の光ディスクへの書き込みです。光ディスクは手軽に再生でき、安価で、比較的長寿命の保存法ですが、下記のようにいろいろな欠点[保管法により寿命が短い！]もあります。音楽発表会のビデオ映像のように思い出として大事な映像[数十年後に閲覧]は、DVD・BD等の光ディスクで保存する場合、必ず複製(コピー)を所持して、数年に一度は再生可能かをテストして、一枚が再生不可の場合、複製して常に2枚以上は所持しておくのが望ましいのですが殆ど実行されていません。つばめ企画では光ディスク[特にBD]とクラウドサービスの中のYouTubeの両方に保存することを提案します。

ＤＶＤ［Digital Versatile Disc］

デジタルデータ記録媒体である第2世代光ディスクの一種。ビデオ映像を保存するのにもっとも汎用的に使用されている低価格メディア。但し、残念なのは折角ハイビジョンカメラで撮影した高画質映像をDVDにすると画質が低下してしまうことで、後に後悔する保存法で、あまり勧められません。容量は片面一層で4.7GB[片面二層：8.5GB]。再生はDVD［又はブルーレイ］ディスクドライブ搭載のプレーヤー、レコーダーもしくはパソコンが必要。但し、DVDディスクドライブ搭載のものはBD再生不可。当社ではDVD-R[4.7GB]を用いています。
注：ハイビジョン画質DVDを作成することも可能ですが、特定の再生機を使用する必要があり一般的ではない。

ＢＤ［Blu-ray Disk］

第三世代光ディスク。ブルーレイ［Blu-ray］と呼ばれる。DVDに比べるとディスク容量が大きく増え、片面一層で25GB、二層で50GB。DVDに比べ、容量が大きいので、映像・音声に沢山の情報を入れることができ、映像はより鮮明に、音声はよりクリアに収録可能。映像はハイビジョン画質で保存可能。価格はDVDの3～5倍程度。再生はブルーレイディスクドライブ搭載のプレーヤー、レコーダーもしくはパソコンが必要です。これらの機器はDVDも再生可能。当社ではBD-R[25GB]を用いています。
光ディスクの寿命：DVD・BD等の寿命は10~100年以上と言われるが、扱い方を間違えるとデータを消失する。
下記資料にも記載されているように数年[約10年]おきに新しい別のメディアにコピーしておくことを勧めます。
従って、発表会等のビデオ映像を光ディスクで注文する場合、コピーガード付でないものを注文して下さい。

●BDブルーレイ・DVD入門［伊藤サム氏公式HP］より抜粋[大切な映像の永久保存のしかたも記載されています]
BD・DVDの寿命は20年。DVDデータの寿命は永遠ではなく、「通常の使用環境で10年以上」。
わが子の映像を撮影しても、成人式の頃には見れなくなっているかも！10年おきにぐらいに、新しい別のメディアにコピーしなおす。

●日経PC21［2013年6月号、P67：10年以上持たせるディスクの保管方法］より抜粋
光ディスクはきちんと保管すれば10年以上持つといわれるが、ディスクの扱い方を間違えるとデータを読み出せなくなる恐れもある。・・・本当に大事なデータは数年に一度は読めるかどうかテストをして、その時点で複製を作ることをお勧めする。

●CD，DVD，BD-Rなどの光ディスクは寿命10年位のものもある「半永久的でない」［旅ブロ］より抜粋
「子供の小さい頃を、ビデオに撮っておいて、結婚式位の時に持たせたい、老後に見直したい」などの「10年以上とか、数十年後単位の保存が、確実にできないで、"消えた！"では、ショックが大き！」
アナログのVHS時代には、カビてノイズが多くなっても、「完全に、見えなくなる！」事はなかったが、デジタル時代には「本当に！完全に消失します！」・・・・、「デジタルは便利ですが、"消える時には一瞬です！"」

●よくわかる！ブルーレイディスク（ブルーレイディスクに使用期限や寿命はあるの?）［TDK］
ブルーレイディスクだけでなく光ディスク全般に言えることですが、経年変化による劣化は存在します。磁気メディア・光メディアに関しては、少なくとも10年以上はもつと言われています。ただし、メディアの寿命に関しては、使用環境や保存条件(温湿度など)に大きく左右されます。直射日光や温度・湿度差が激しいところには保存しないようにしましょう。

動画ファイル

動画ファイル［M2TS，WMV，MP4等］として、パソコンのハードディスク、フラッシュメモリー［USBメモリー，SDカード，メモリースティック等］に保存する。再生は再生ソフトがインストールされているパソコンで行う。最近は、一部のテレビでも可能。高画質で再生可能。動画ファイルとしての保存は画質劣化がないので、パソコンへ保存した上で、クラウド保存しておくのが最適保存法です［大切なファイルは複数箇所への保存が必要］。

クラウドサービス

クラウドサービスは、インターネット上で利用できる、様々のアプリケーションソフトやデータ保存領域のこと。この中の動画共有サイトやオンラインストレージ[インターネット上のサーバーにファイルを保存]に動画を保存するものです。個人向けのクラウドサービスは殆どが無料。
動画共有サイトとしてはYouTube、にこにこ動画等があり、オンラインストレージにはGoogle Drive，SkyDrive，Dropbox等があります。これ等クラウドサービスの中で、動画の保存先としてはYouTube、動画ファイルの保存先としてはGoogle Driveを勧めます。この二つは投稿可能ファイルサイズが他と比べて大きいです。YouTubeの場合は投稿後のファイル形式はMP4，FLVに圧縮変換されますが、ハイビジョン映像の場合はDVDより高画質です。Google Driveの場合は、投稿時のファイル形式保持。
Googleアカウントを作成しておけば、YouTube、Google Drive、Picasa[写真の整理・共有]、Gmail[メール]等Googleのサービスが１つのユーザー名とパスワードで使用できます。無料です。アカウント取得を勧めます。

サービス名	無料使用可能容量	最大投稿動画ファイルサイズ	保存データ
YouTube	無制限	15分(2GB)[→20GB，時間無制限可]	動画
にこにこ動画	2GB	40MB	動画
PlayMemories	5GB	200MB	動画，写真
Google Drive	15GB[Gmail含]	5TB	動画，写真，ファイル
OneDrive	15GB	300MB	動画，写真，ファイル
Dropbox	5GB	無制限	動画，写真，ファイル

ＹｏｕＴｕｂｅ

YouTube社［Googleの子会社］が運営する動画共有サイト。会員登録をすれば、誰でもアップロード(投稿)できます。一般的に、YouTubeに投稿すると全て「公開」されると思われていますが、「非公開」、「限定公開」も設定可能です。限定公開で投稿すれば、そのアドレス(URL)を知っているものだけが閲覧できます［メール送付可能］。従って、動画の保存、家族・友人との共有に利用可能。わざわざ、DVD，BD等のディスクを作成して送る必要はありません。但し、非公開設定でも、公開されてしまう恐れはあります［URLを連絡した人が公開した場合等］。従って、万が一流出しては困る動画のYouTube投稿は避けて下さい。
公開　　

誰でも閲覧可能。タイトル及びタグ
［投稿時にキーワード設定]で検索可能。

限定公開

動画のアドレス[URL]が分かれば閲覧可能。
閲覧側にYouTubeアカウント不要。

非公開　

動画閲覧に招待した人(URL連絡者、50人)。
閲覧側にもYouTubeアカウント必要。

無料で、半永久的[YouTubeが閉鎖されない限り]に動画を高画質で保存が可能。通常、アップロードできる動画は15分(容量2GB)以内ですが、ガイドライン違反がなければ、申請・認証により容量20GB、長さ無制限の動画も投稿可能。他のメディア[DVD，BD，フラッシュメモリー等]に動画を保存する場合は、地震・津波・火災・メディア破損等により、消失してしまいますが、YouTubeはこれ等に対しても安全に保存されます。動画を仲間と共有する場合は、そのアドレスをメール等で知らせるだけでよいです。YouTubeに投稿した動画はパソコン，iPad等のタブレット，スマートフォン及び一部のテレビ(2012年発売の大型テレビの多くはインターネット接続で可能)で閲覧可能。

YouTubeアップロードキャンペーン［2013年12月31日迄］
YouTubeアップロードの良さを実感して頂くために、ビデオ撮影・編集ご依頼の場合は、上記期間内、無料でYouTubeアップロードします。

ＹｏｕＴｕｂｅ，ＧｏｏｇｌｅＤｒｉｖｅアップロード例

YouTube 及び Google Drive へのアップロード例です。撮影した年代の古い順に掲載しています。時代とともに画質向上の経緯が分かります。2013年撮影のものは、70インチテレビで閲覧しても鮮明です。画像をクリックして下さい。再生画面に移ります。

	YouTube	８ｍｍフィルム(富士フィルムシングル8)で、バイオリン発表会を撮影[1979年]したものをVHS変換、その後MiniDVに移し、更に編集したもので、画質は低下しています。
	YouTube	VHS一体型ビデオカメラ(日本ビクター)で、バイオリン発表会を撮影[1986～1989年]。その後、MiniDVに移したものを、更に編集したもの。家庭用ビデオカメラとしては日本発売初期のカメラ。
	Google　　　Drive	同上映像を、Google Driveに保存。
	Google　　　Drive	DV規格デジタルビデオカメラ[MiniDVテープ使用]で、ラスベガス噴水を撮影[1999年]し、mp4形式に圧縮出力したものをGoogle Driveへアップロード。
	YouTube	家庭用フルハイビジョンビデオカメラでピアノ発表会撮影[2012年]したものを、当社で簡易編集して、YouTube投稿。
	YouTube	ヴァイオリンとピアノ演奏会をフルハイビジョンカメラ(パナソニックHC-X900M)で撮影[2013年]。
	YouTube	業務用フルハイビジョンカメラ(キャノンXA20)で撮影[2013年]。イルマーレマンドリンクラブ様がDVD映像をYouTubeアップロード。
	YouTube	業務用フルハイビジョンカメラ(キャノンXA20)で撮影[2014年]。金井ピアノ教室様の映像をYouTubeアップロード。
	YouTube	業務用フルハイビジョンカメラ(キャノンXA20)で撮影[2015年]。 Piano Room様の映像をYouTubeアップロード。